M&A人材育成塾

第14回「M&A実践実務講座」(全5回 短期集中タイプ)(実施済)

第14回「M&A実践実務講座」は、平成25年6月に、全5回のプログラムで実施いたしました。企業の経営企画部門、財務部門等のM&A実務担当者やM&Aのアドバイザーを目指している方を対象にしたM&A実務の基礎知識を習得するカリキュラムです。
アジア地域と欧米地域に分けたM&A実務の留意点など、M&Aに関するカレントな事例、トピックスも取り上げ、分かりやすく解説、業務への活用が可能な講座です。また、週2回の講義を実施し、業務への負担を軽くした短期集中講座として開催しました。

講座風景

〈プログラム1〉 平成25年6月7日(火)18:30 〜 20:30

テーマ

M&Aマーケットの現状と動向講義風景

  • T 最近のM&A市場の動向(M&Aデータから見た)
    M&A市場のトレンド、関連法制度・会計制度の整備、マーケット別データ(件数、公表金額)、事例と特徴、投資会社のM&A、MBOの動向、TOBの動向、買収防衛策の導入状況、M&A市場で起こっていること
  • U M&Aの目的と効果
    M&Aの形態と意義、スキーム選択のポイント、M&Aの目的・メリット、M&A戦略
  • V M&Aの成功と失敗
    成功するM&Aプロセス、企業価値の視点から見たM&A成功のポイント、戦略的M&Aの構造類型
講師 丹羽 昇一氏
株式会社 レコフデータ 執行役員

〈プログラム2〉 平成25年6月11日(火)18:30 〜 20:30

テーマ

M&A実践のプロセスと交渉戦略講義風景

  • T M&Aのプロセス
    プロセス、関連する主な法規制、アドバイザー、取引の類型
  • U 企業価値評価とデュー・ディリジェンス
    企業価値と株主価値、企業価値評価の手法と分析例、提案書/入札書、デュー・ディリジェンス(目的、調査事項、等)、会計上・税務上のトピック、資金調達
  • V 買収契約
    買収契約書に含まれる主な項目例、デュー・ディリジェンスと買収契約交渉
  • W 対外発表とクロージング
    買収契約書の締結と対外発表、クロージング(買収完了)までの手続き例、クロージング調整、クロージング(取引完了)
  • X M&Aプロセス検討に際してのその他のトピック
    海外における手続きの例(海外競争法、外資規制、など)
  • Y まとめ
講師 福田 直樹氏
みずほ証券株式会社 投資銀行部門 ディレクター

〈プログラム3〉 平成25年6月14日(金)18:30 〜 20:30

テーマ

バリュエーションの基本とプライシングの考え方

  • 講義風景 T バリュエーションの基本
    企業価値と事業価値と株主価値、バリュエーション手法と算定の方法
  • U 分析目的のバリュエーション
    スタンドアローンバリュー、シナジー効果の定量化、適正なプライシング
  • V 説明目的のバリュエーション
    TOBの論点、算定書とフェアネスオピニオン
講師 岡 俊子 氏
株式会社マーバルパートナーズ(旧社名アビームM&Aコンサルティング株式会社) 代表取締役

〈プログラム4〉 平成25年6月18日(火)18:30 〜 20:30

テーマ

欧米地域のM&A実務上の留意点〜日本企業におけるPMIの課題講義風景

  • 0 はじめに
    M&Aの難度、PMIのパターン、日本企業が抱えるPMIの課題、M&Aの全体像と組織・人事タスク
  • T 欧米地域のクロスボーダーM&Aの特色(組織・人事)
    CEOの報酬、報酬の水準、ほか
  • U 考えられるリスクに見合った効率的な人事DDの実施
    組織人事のデューデリジェンス(3つの目的)、典型的タスク、Transaction Risk、退職金・年金のデューデリジェンス、ほか
  • V 現経営者の見極めとリテンション
    現経営者リテンションの難しさ、経営者リテンション・経営者報酬(人事DDのポイント)、ほか
  • W PMIのデザインと備え
    人事三権の確立、経営体制とレポーティングラインの設計、ガバナンスを利かせるポイント、100日プラン策定、次世代経営者・キーパーソンのアセスメント、ほか
講師 竹田 年朗氏 
マーサージャパン株式会社 グローバルM&Aコンサルティング プリンシパル

〈プログラム5〉 平成25年6月21日(金)18:30 〜 20:30

テーマ

アジア地域のM&A実務上の留意点と対策〜日本企業が注意すべき基本的なポイント講義風景

  • 1.データと歴史からみるアジア案件
    マーケットの推移、日本のアジアM&Aの位置づけ、欧米型M&Aとの対比
  • 2.標準系と比較したアジア案件の特徴
    日本のアジア案件での特殊性、アジアのプロセス、
  • 3.アジア案件の価格交渉と評価
    市場評価の難しさ、アジア企業の評価、
  • 4.スキーム検討での特徴と注意点
    トランザクションの基本形、持分比率、リスク回避に向けたスキームプラン
  • 5.アジア案件のリスクへの対処
    典型的なディールキラー、認識されるリスク、危機管理、コンプライアンス・イシュー
講師 小黒 健三氏
代官山ビジネスコミュニティ合同会社 代表社員/公認会計士 
(元PWC  シニア・マネージャー)