M&A人材育成塾

22回「M&A実践実務講座」(全5回 短期集中タイプ)(実施済)

 第22回「M&A実践実務講座」は、平成28年2月〜3月に、全5回のプログラムで実施いたしました。企業の経営企画部門、財務部門等のM&A実務担当者やM&Aのアドバイザーを目指している方などが受講され、関西から受講される方もいらっしゃいました。グループ討議では皆様積極的に意見を交わされ、また、各回とも講義終了後に、講師との名刺交換や質問される方も多く、講座を熱心に受講されていました。

〈プログラム1〉 平成28年2月23日(火) 18:30 〜 20:30

テーマ M&Aマーケットの現状と動向
講師 岩口 敏史(*)
株式会社レコフデータ 代表取締役

(*)丹羽 昇一氏から変更

    【カリキュラム】岩口講師
  • T 最近のM&A市場の動向(M&Aデータから見た)
    日本のM&A市場のトレンド、M&A関連法制度・会計制度の整備、マーケット別データ(件数、公表金額)、主な事例(業界再編など)と特徴(マーケット別、戦略面、目的など)、投資会社のM&A(機能、役割など)、MBOの動向、TOBの動向、M&A市場化の進展、買収防衛策の導入状況、M&A市場で起こっていること
  • U M&Aの形態と意義、スキーム選択のポイント、M&Aの目的・メリット、M&Aと設備投資等との比較、M&A戦略、企業(事業)の成長ステージとM&A、ほか
  • V M&Aの成功と失敗
    戦略的M&Aのプロセス、成功するM&Aプロセス、企業価値創造とM&A、戦略的M&Aの構造類型

〈プログラム2〉 平成28年2月25日(木) 18:30 〜 20:30

テーマ M&A実践のプロセスと交渉戦略
講師 福田 直樹氏
 みずほ証券株式会社 投資銀行部門 ディレクター
    【カリキュラム】福田講師
  • T M&Aのプロセス
    M&Aのプロセス、関連する主な規制、M&Aのアドバイザー、取引の類型
  • U 企業価値分析とデュー・ディリジェンス
    企業価値と株主価値、企業価値評価の手法と分析例(市場株価、DCF、類似企業比較)、初期的提案書/入札書、デュー・ディリジェンス(目的、調査事項、等)、会計上・税務上のトピック、資金調達、デュー・ディリジェンスを踏まえた正式提案
  • V 買収契約
    買収契約書に含まれる主な項目例、デュー・ディリジェンスと買収契約交渉(例題)
  • W 対外発表とクロージング
    クロージング(買収完了)までの手続き例、クロージング(取引完了)、クロージング調整、
  • X その他のトピック
    海外における手続きの例(海外競争法、外資規制、など)
  • Y 最後に

〈プログラム3〉 平成28年3月2日(水)18:30 〜 20:30

テーマ バリュエーションの基本とプライシングの考え方
講師 岡 俊子 氏

プライスウォーターハウスクーパースマーバルパートナーズ株式会社 代表取締役社長

    【カリキュラム】
  • 岡講師 T バリュエーションの基本
     企業価値と事業価値と株主価値、企業価値のフレームワーク、バリュエーション手法と算定の方法(グループワーク)
  • U プライシングの実務

    バリュエーションとプライシング、DDの目的、4種類の事業計画、DDとM&Aの成否、事業計画に表れる意図、M&Aを成功に導くKFS


〈プログラム4〉 日時:平成28年3月4日(金)18:30 〜 20:30

テーマ アジア地域のM&A実務上の留意点と対策
‐日本企業の担当者が注意すべき基本的なポイント
講師 小黒 健三氏
公認会計士 やまと監査法人 パートナー 代表社員
アクセルパートナーズ株式会社 取締役
代官山ビジネスコミュニティ合同会社 代表社員
    【カリキュラム】小黒講師
  • 1.アジアM&Aを俯瞰する
    地域別M&A案件の推移(地域別件数・金額、国別)、基本的な国の位置づけ、案件の特殊性、グローバル・ガバナンス
  • 2.アジアM&A実行の実務
    簿外帳簿、コンプライアンスイシュー、リスクへの対応、価格の条件交渉、撤退への対応、持分議論、事例考察
  • 3.アジアM&AのPMIを考える
    アジアらしい難しさ、成長市場での企業評価、自社の強みと案件の位置づけ、など

〈プログラム5〉 平成28年3月8日(火)18:30 〜 20:30

テーマ 欧米地域のM&A実務上の留意点〜日本企業におけるPMIの課題
講師 竹田 年朗氏 
 マーサージャパン株式会社 グローバルM&Aコンサルティング パートナー
    【カリキュラム】竹田講師
  • 0 はじめに
    M&Aの成功要因、組織・人事視点でのM&Aの難易度、PMIのパターン、日本企業が抱えるPMIの課題、M&Aの全体像と組織・人事タスク
  • T 欧米地域のクロスボーダーM&Aの特色(組織・人事)
    CEOの報酬、役割の大きさで見た各国の報酬水準の比較、ほか
  • U 考えられるリスクに見合った効率的な人事DDの実施
     組織人事のデューデリジェンス(3つの目的、重要性と留意点、等)、内容と実施方法(アプローチと求められる姿勢)
  • V 現経営者の見極めとリテンション
    経営者リテンション・経営者報酬−現経営者リテンションの難しさ(リテンションへのステップ、金銭的インセンティブ、事例
  • W PMIのデザインと備え
    経営者ガバナンスの確立と着眼領域(ハードとソフト)、PMI検討・実行体制、100日プラン策定、リーダーシップの融合、ほか