M&A人材育成塾

24回「M&A実践実務講座」(全5回 短期集中タイプ)(実施済)

 第24回「M&A実践実務講座」は、平成28年10月に、全5回のプログラムで実施いたしました。企業の経営企画部門、財務部門、法務部門等の実務担当者の方などM&Aのアドバイザーを目指している方などが受講されました。グループ討議では皆様積極的に意見を交わされ、また、各回とも講義終了後に、講師との名刺交換や質問される方も多く、講座を熱心に受講されていました。

〈プログラム1〉 平成28年10月13日(木) 18:30 〜 20:30

テーマ M&Aマーケットの現状と動向
講師 丹羽 昇一氏
株式会社レコフデータ 執行役員
    【カリキュラム】丹羽講師
  • T 最近のM&A市場の動向(M&Aデータから見た)
    日本のM&A市場のトレンド、M&A関連法制度・会計制度の整備、マーケット別データ(件数、公表金額)、主な事例(業界再編、事業領域拡大、親子上場解消、など)と特徴(マーケット別、戦略面、目的など)、M&A市場で起こっていること
  • U M&Aの目的と効果
    M&Aの形態と意義、スキーム選択のポイント、M&Aの目的・メリット、M&Aと設備投資等との比較、M&A戦略、企業(事業)の成長ステージとM&A、ほか
  • V M&Aの成功と失敗
    戦略的M&Aのプロセス(失敗の要因)、成功するM&Aプロセス、企業価値創造とM&A、戦略的M&Aの構造類型、ほか

〈プログラム2〉 平成28年10月18日(火) 18:30 〜 20:30

テーマ M&A実践のプロセスと交渉戦略
講師 福田 直樹氏  

みずほ証券株式会社 グローバル投資銀行部門 ディレクター

    【カリキュラム】福田講師
  • T M&Aのプロセス
    M&Aのプロセス、関連する主な規制、M&Aのアドバイザー、取引の類型
  • U 企業価値分析とデュー・ディリジェンス
    企業価値と株主価値、企業価値評価の手法と分析例(市場株価、DCF、類似企業比較)、初期的提案書/入札書の提示、デュー・ディリジェンス(目的、調査事項、等)、会計上・税務上のトピック、資金調達、デュー・ディリジェンスを踏まえた正式提案
  • V 買収契約
    買収契約書に含まれる主な項目例、デュー・ディリジェンスと買収契約交渉(例題と解説)
  • W 対外発表とクロージング
    クロージング(買収完了)までの手続き例、クロージング(取引完了)、クロージング調整、
  • X その他のトピック
    海外における手続きの例(海外競争法、外資規制、など)
  • Y 最後に

〈プログラム3〉 平成28年10月20日(木)18:30 〜 20:30

テーマ バリュエーションの基本とプライシングの考え方
講師 古家 勇治氏  
 PwCアドバイザリー合同会社 ディレクター ディールストラテジー
    【カリキュラム】
  • 古家講師 T バリュエーションの基本  
    企業価値と事業価値と株主価値、バリュエーション手法と採用ポイント(DCF法、類似会社比準法、時価純資産法、等)、算定方法と適切なアプローチ、など《含むグループワーク》
  • U プライシングの実務
    3種類のバリュー、事業計画の意図と評価、DDの目的、進化するDD、TOB価格(買収価格)とプレミアム、会計インパクト(のれん)、M&Aを成功に導くKFS《含むグループワーク》

〈プログラム4〉 日時:平成28年10月25日(火)18:30 〜 20:30

テーマ 日本企業とクロスボーダーM&A 〜コントロールと統合の組織・人事手法を中心に
講師 竹田 年朗氏

マーサージャパン株式会社 グローバルM&Aコンサルティング パートナー

    【カリキュラム】竹田講師
  • T クロスボーダーM&Aのリスク対策・PMI対策
    典型的なM&Aのプロセス、M&Aの成功要因、個々の案件における着眼点(HR視点)、M&Aにおける芳しからざる状況、所期のシナジーを実現するために
  • U 買収先経営者のリテンション
    M&Aの全体像と組織・人事タスク(DD〜最終契約交渉)、経営者リテンション・経営者報酬、相性の確認と口説き、経営者リテンションの概要、処遇案の策定
  • V 買収先経営者のコントロール
    経営者ガバナンス確立の必要性、M&Aの全体像と組織・人事タスク(クロージング準備):ハードウェアの設計ポイント(主要会議体、ガバナンス体制、など)、M&Aの全体像と組織・人事タスク(クロージング準備〜ポスト・クロージング):ソフトウェアの設計ポイント(人事三権、次世代経営者・キーパーソンのアセスメント、PMI検討・実行体制、リーダーシップ融合ワークショップ、コントロール確立のタイミング、など
  • W 経営統合・組織統合
    M&Aの全体像と組織・人事タスク(ポスト・クロージング:組織統合、所期のシナジーを実現する統合の最終形、組織統合の阻害要因)、事例研究、キーメッセージ、ほか

〈プログラム5〉 平成28年10月27日(木)18:30 〜 20:30

テーマ アジアM&A実行の実務‐日本企業が注意すべきポイント
講師 小黒 健三氏

公認会計士 やまと監査法人 パートナー 代表社員
アクセルパートナーズ株式会社 取締役
代官山ビジネスコミュニティ合同会社 代表
PwCアドバイザリー合同会社 スペシャル・アドバイザー

    【カリキュラム】小黒講師
  • アジアM&Aを俯瞰する
    地域別M&A案件の推移(地域別件数・金額、国別)、基本的な国の位置づけ、案件の特殊性、スキームの議論《含むグループワーク》
  • 2.アジアM&A実行の実務
    簿外帳簿、コンプライアンスイシュー、リスクへの対応、価格の条件交渉、撤退への対応、持分議論、クロージングと価格調整、事例考察《含むグループワーク》
  • 3.アジアM&AのPMIを考える
    アジアらしい難しさと成長市場での企業評価、価格の条件交渉、など《含むグループワーク》