M&A人材育成塾

第2回 「M&A専門講座」(実施済)

第2回「M&A専門講座」は、平成19年2月〜3月に、全5回のカリキュラムで実施いたしました。5月の三角合併の解禁を控え、敵対的買収に対する新たな動き、非上場企業・オーナー会社の事業承継問題、株式の非公開の動きと外資系ファンドの投資戦略など、5つの個別テーマに絞り、具体的事例(ケーススタディ)を組み込みながら、M&Aの専門知識を、短期間で習得していただくことを目的とした講座です。

講座の様子

【カリキュラム】


〈セッション1〉2月13日(火) 16:00〜18:00 
 
テーマ M&Aクロスボーダー取引の留意点
   

荒木 隆光 氏わが国企業のクロスボーダーM&Aの成功事例は、それほど多くはないといわれる。買収価格の交渉、経営陣を含めた人事の融合、製造業における環境問題等、多くの難問を抱えながらの買収・売却となるためだ。このような難題にどのように対応していけばよいのか。これまで取り組んできた実例を踏まえて解説。

講 師 荒木 隆光 氏
株式会社新生銀行 コーポレートアドバイザリー部長

〈セッション2〉 2月21日(水) 18:00〜20:00

テーマ 非上場企業・オーナー会社のM&A〜事業承継問題を絡めて〜
   

小林 和也 氏

2006年の日本国内におけるM&A件数は約3,000件だが、このうち非上場企業の案件が7割を占めている。これら非上場企業・オーナー企業のM&Aは後継者難や競争力強化を背景に、今後ますます増加するものとみられる。しかしながら、オーナー企業独特の経営上の問題もあり容易に事は運ばない。これら企業のM&Aを成功させるための留意点や手順について、事例を用いて解説する。

講 師 小林 和也 氏
税理士法人 プライスウォーターハウスクーパース代表社員・パートナー 公認会計士・税理士

〈セッション3〉2月28日(水) 18:00〜20:00

テーマ グローバルファンドの対日投資戦略
   

安達 保 氏

カーライル・グループは、世界最大級のプライベート・エクイティ投資会社で、運用総額は約443億ドル(5兆円強)に及ぶ。4つの投資分野(MBO、不動産、ベンチャー・キャピタル、ターンアラウンド)において42のファンドを運営し、350名の投資プロフェッショナルが世界16カ国で投資活動を行っている。カーライル・グループは日本市場の魅力をどこに置いているのか。日本企業への投資基準は何か。また、パフォーマンス(収益率)向上のために、今後どういった投資戦略を取るのか。カーライル・グループの対日投資戦略を解説。

講 師 安達 保 氏 カーライル・グループ 日本代表

〈セッション4〉3月7日(水) 18:00〜20:00

テーマ M&Aにおける人事・組織統合戦略
   

西口 尚宏 氏 

M&Aを成功に導く上での「人」の重要性について、数々のコンサルティング経験を通じて得られた実体験を踏まえ、わかり易く解説。M&Aを行う企業の経営陣が持つべき視点、取るべきアプローチをはじめ、M&A企業が陥りやすい人事・組織上のリスクとその対応策について説明。日本企業による海外企業の買収が増える中、クロスボーダーM&Aにおける人事デューデリジェンスの勘所についても解説。

講 師 西口 尚宏 氏 
マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング株式会社
常務取締役 / M&A部門 アジア太平洋地域統括

〈セッション5〉3月14日(水) 18:00〜20:00

テーマ 敵対的買収と日本型防衛策〜三角合併解禁による影響と対応策〜
   

牛島 信 氏 2006年から現在までに買収防衛策を導入した企業は160社を超えた。買収防衛のための制度は様々だが、それらは果たして有効なのか。また、本年5月に解禁される三角合併で何が起こるのか、さらにはどう対応しておけばよいのか。

講 師 牛島 信 氏 牛島総合法律事務所代表 パートナー弁護士