M&Aフォーラム

第36回M&A
実践実務講座【オンラインセミナー】

36th M&A Practice Course Webinar
※今回、2回目のオンライン形式での
セミナー実施となります
  • 開催要領

  • カリキュラム

受講講座 3日間集中 全6回(オンラインセミナー)
募集人員 定員50名様
(先着順)
受講費用(お一人様)

オンラインセミナー初回・2回目価格 99,000円
(全6回一括受講のみ、消費税込み)

開催日時 2020/9/18(金)13:30~17:00
2020/9/23(水)13:30~17:00
2020/9/25(金)13:30~17:30
(全3日間 / 計11.5時間) 
※事前に配信する録画講義の120分を含みます
講義形式

Zoomによるオンライン講義

視聴方法についてはお申し込み後、弊社より詳細をご連絡いたします。

主な対象

M&A全体のプロセス、企業価値評価の基礎、M&A契約及び交渉、PMIなどのM&Aに関する実務知識の基礎を短期間に一気に習得したい方。例えば次の部門・会社に所属の方。

  • 経営企画部、企業戦略部、事業開発部などコーポレートの企画/M&A担当部署に所属の方
  • 事業部門の事業企画部、営業企画部など事業部直轄の企画担当部署に所属の方
  • 事業会社の財務経理、法務、人事等の専門部署に所属の方
  • M&A助言会社、PEファンド、ベンチャーキャピタル、コンサルティング会社に所属の方
パンフレット パンフレットダウンロード
申込規定 申込規定ダウンロード

1.M&Aのマーケット動向、ソーシング(案件発掘)及び成功への戦略

主な内容(予定)
  • M&Aとは(事業会社の視点)
    M&Aが事業会社に提供する機能とは
  • M&A市場のドライバー
    (グローバル化、業界再編、ベンチャー投資、ファンド、事業承継)
  • なぜソーシング(案件発掘)が重要なのか
  • 事業会社のソーシング手法
    • 一般的な方法と能動的アプローチ
    • 能動的アプローチの具体例
  • M&Aの成功の条件を考える
日時 2020/09/18(金) 13:30 ~ 15:00
講師
岩口 敏史 氏
岩口 敏史 氏
(株)レコフデータ 取締役会長
(株)レコフ 取締役 企画管理部長
早稲田大学 大学院経営管理研究科 非常勤講師
講師略歴 ミシガン大学経営学修士。大手証券にて営業企画、人事、外国債券引受を担当後、外資系経営コンサルティング会社を経て、 1998年レコフ入社。M&Aセミナーの講師実績多数。レコフにおいては、M&A戦略立案コンサルティング、IT業界を中心とした案件創出・実行、M&Aデータベース事業開発等を経験し、現在はレコフの経営企画アドミニストレーションの責任者。レコフデータ取締役会長を兼務。平成29年度経済産業省「我が国企業による海外M&A 研究会」委員、早稲田大学経営管理研究科非常勤講師
前回受講者の声
  • 具体的な案件を踏まえて話してもらえたため、イメージが付きやすく、理解し易かった
  • 一連の講義の第一部として、マクロ的な視点からM&Aをとらえることができたため、その後の講義をより大局観をもって受講することができた
  • オンラインセミナーは初めてだったが、Q&Aやチャットでの意見を出しやすい環境だった

2.M&A実践のプロセスと交渉戦略

主な内容(予定)
  • M&Aのプロセス
    M&Aのプロセス / 関連規制 / アドバイザー / 取引類型
  • 企業価値分析とデュー・ディリジェンス
    • 初期的提案書・入札書の提示、買収価格提案
    • デュー・ディリジェンス / 会計・税務上のトピック / 資金調達 / 正式提案
  • 買収契約
    買収契約の主要条項の解説及びデュー・ディリジェンスと契約交渉(例題と解説)
  • 対外発表とクロージング
  • その他のトピック(海外の競争法、外資規制など)
日時 2020/09/18(金) 15:30 ~ 17:00
講師 福田 直樹 氏
みずほ証券(株) グローバル投資銀行部門 副部長
講師略歴 1996年京都大学経済学部卒業。98年ミシガン州立大学経済学修士、同年日本興業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)入行。主に通信業界の国内、海外M&Aアドバイザリー業務に従事。01年5月よりみずほ証券アドバイザリー第1グループ(現プロダクツ本部)にてメディア・通信、食品、素材、エネルギー等の業界におけるM&Aアドバイザリーを担当した他、グループ再編、買収防衛に係るアドバイスや、海外投資銀行との提携交渉にも関与。投資銀行グループ(現投資銀行本部)所属を経て、17年11月よりアドバイザリー第1部にて金融、建設、機械等業界のM&Aを担当。現在はアドバイザリー第6部副部長。近年の主な関与案件は、新日本石油と新日鉱ホールディングスの経営統合、日本製紙グループ本社による豪製紙会社オーストラリアン・ペーパー買収、ミライト・ホールディングスによる地域通信建設会社3社の完全子会社化、川崎汽船による港湾運営事業の合弁会社化など。 日本証券アナリスト協会検定会員。
前回受講者の声
  • 具体的なプロセス、関連法規・組織、要点、目線などを整理して説明してもらえ、クロージングまでの手続きの流れを容易に理解することができた
  • 買い手側の理想と現実の契約事例のギャップを紹介してもらえ、交渉時の想定を頭に入れられたことが有益だと感じた
  • 一般論と、体験談ベースの具体論との両方を交互に聞けたので、状況等がイメージしやすく、非常に理解がはかどった
  • まさに実務で悩んでいた交渉の落としどころばかりを解説してもらい、かなり参考になった

3.バリュエーションの基本とプライシングの実務

主な内容(予定)
  • バリュエーションの基本
    • 企業価値と事業価値と株主価値
    • バリュエーション手法と採用ポイント(DCF法、類似会社比準法、時価純資産法等)
    • 算定方法と適切なアプローチ
  • プライシングの実務
    • M&Aに潜むリスクの把握、デュー・デリジェンス(DD)の種類、DD結果の反映
    • プライシングにおける各種検討
日時 2020/09/23(水)13:30 ~ 15:00
講師
内村 匡一 氏
内村 匡一 氏
(株) プルータス・コンサルティング エグゼクティブ・ダイレクター  公認会計士
講師略歴 監査法人等で監査業務、DD、バリュエーションを含む各種アドバイザリー業務を経験後、外資系コンサルティング会社にてDD業務、IFRSコンバージョン業務等に従事。その後監査法人アドバイザリー部門にて、香港上場アドバイザリー、IFRSコンバージョン業務、DDその他アドバイザリー業務に従事。現在、株式会社プルータス・コンサルティングにて、様々な業界のベンチャー企業から上場企業に関するバリュエーションサービス(株式価値、事業価値、無形資産の評価やのれんの減損テスト、係争目的の評価等)やIFRSを含む会計アドバイザリーその他各種M&Aアドバイザリー業務に従事。
前回受講者の声
  • バリュエーションのプロセスにおける手法・ツールの土台となる考え方・目線・関係性が非常にわかりやすく整理され、説明の内容も厚く、大変勉強になった
  • 大変聞きやすく、また、説明の内容も分かり易く良かった
  • 内容等過不足なく、非常に有意義な講義であった
  • バリュエーションの基本を復習出来て良かった

4.M&A実務担当者が押さえるべき、M&A法務の「今さら聞けない基本のキ」
~M&Aの各フェーズで直面する実務の勘所とツボ~

主な内容(予定)
  • M&Aの流れと法務の役割(全体像)
  • M&A契約の交渉の「勘所」と「ツボ」
    • M&A契約の構造
    • M&A契約と検討の「切り口」
    • M&A契約交渉で「何を」「どのように主張すべきか」
  • その他応用トピック
    法務DD、PMIの「勘所」とツボ
日時 2020/09/23(水)15:30 ~ 17:00
講師 勝間田 学 氏
アンダーソン・毛利・友常法律事務所 パートナー弁護士
講師略歴 2001年 一橋大学法学部卒業、2002年 弁護士登録(第二東京弁護士会)、森・濱田・松本法律事務所入所、2008年 米国シカゴ大学ロースクール(L.L.M)修了、2008年~2009年 英国ロンドン市のHerbert Smith Freehills 法律事務所にて執務、2011年 アンダーソン・毛利・友常法律事務所入所 専門分野は、M&A、企業再編、アクティビストを含めた株主対応、その他会社法・金融商品取引法を含む企業法務全般。とりわけ、事業会社による買収・経営統合、クロスボーダーのM&A、ファンドによるM&A、ベンチャー投資、公開買付け(TOB)を伴う上場会社のM&A、事業部門の買収(カーブアウト)等について、豊富な経験を有している。 クライアントの視点に立った戦略的アドバイスを特長としており、各種セミナー・執筆等においても高い評価を得ている。
前回受講者の声
  • カテゴリごと非常にわかりやすく整理された資料と講義を受けられ、要点をコンパクトに学べ、有益だった
  • 法務DDの内容は、予想通り少し難しいが、丁度よい説明で大変勉強になった
  • 具体的な論点のみにとどまらず、契約書の読み方やマインドセットといった普遍的かつ重要なスキルについても触れていただけた点が非常にありがたかった

5.買収先のコントロールと統合の組織・人事タスク
~クロスボーダーM&Aを題材に

主な内容(予定)
  • M&Aと組織・人事課題
  • デュー・ディリジェンス(DD)
  • スタンド・アロンイシュー
  • 経営者リテンション
  • 買収先のコントロール確立
  • 経営統合・組織統合

本講義は、次の2つの講義のセットとなります

  • 事前配信する約 120 分の録画講義

    受講者は録画講義を見た上で質問を提示

  • 9/25 LIVE 講義で事前質問をベースに質疑応答及びグループディスカッション
日時 2020/09/25(水) 13:30 ~ 15:00
講師
竹田 年朗 氏
竹田 年朗 氏
マーサー ジャパン(株) グローバルM&Aコンサルティング パートナー
講師略歴 (株)大林組、マッキンゼー・アンド・カンパニー、ワトソンワイアット 、ベイン・アンド・カンパニーを経て現職。 日本企業の海外企業買収に対して、デュー・ディリジェンスからPMIまで、幅広い支援を提供。 特に最近は、買収先のコントロールの確立及び経営統合・組織統合をテーマとする。 経済産業省「海外事業者の視点に基づく日本企業との投資提携の定着に関する調査」研究会委員を務める。 09年12月から18年12月まで、M&A専門誌「MARR」に毎月論文を連載。 その後も寄稿随時。 著書に『クロスボーダーM&Aの組織・人事PMI』(19年中央経済社刊)、『クロスボーダーM&Aの組織・人事手法~コントロールと統合の進め方』(16年中央経済社刊)、『クロスボーダーM&Aの組織・人事マネジメント』(中央経済社刊、第7回M&Aフォーラム賞奨励賞受賞)など。 クロスボーダーM&Aに関するセミナーも積極的に行う。 石川県金沢市出身。東京大学法学部卒、コーネル大学ジョンソンスクール経営学修士課程修了(MBA)
前回受講者の声
  • オンラインでのグループディスカッションの試みは非常によかった。仲間の顔が見えて同じような悩みを持っているのがわかると、より積極的に講義に関われるのでありがたい
  • 統合後のシナジー最大化に向けて重要な組織的側面をわかりやすく詳細に解説頂け,なかなか書籍からは理解しにくかった部分が学べ、有益だった
  • 初めてのオンラインの受講だったが、思っていた程悪くなく、きちんと受講できた。チャット機能での質問が実際に対面で聞くよりも聞きやすい印象を受けた
  • 事業会社の人間にとっては学習機会の少ない M&A という分野の、かつ「人」という最も暗黙になりやすいアジェンダについて、豊富な経験に基づいて指導いただき、ありがとうございました

6.ケース・スタディによるM&A総合演習(基礎編)

主な内容(予定) これまでの講義を前提として、具体例をもとに実践的な演習を行います。M&Aを当事者の立場で疑似体験する演習プログラムです。次のプロセス・トピックのいくつかを組み合わせた事例を用いる予定です。
  • 事業戦略/ソーシング(案件発掘)/案件の予備的検討
  • バリュエーション
  • DD
  • M&A契約/交渉
  • 事業売却
日時 2020/09/25(水)15:30 ~ 17:30

講義時間を2時間に拡大しています

講師 M&A総合演習(基礎編)プロジェクト・チーム
人材育成塾
企画チームより
M&Aの具体的案件を主体的に考えることを通じて、これまで学んだ内容がどの場面で使われるか、どう関連しているかを理解します。オンライン形式となりますが、可能な限り参加型・双方向にする予定です。

これまでの受講者の皆様のご意見を反映し、講義時間を30分拡大します

前回受講者の声
  • 一番有益な講座でした。できれば対面で長い時間かけてやれればもっと良かったと思う
  • まだ座学面でも実務経験面でも理解が未熟ななかで、ケーススタディで専門家のさまざまな目線、特に売り手目線の解説を聞けたことは有益だった
  • ケーススタディは、実際の実務を想定でき、先生方の経験を踏まえたアドバイスも非常に興味深かった。M&Aには正解がない場合が多いので、たくさんの考え方やケースを知ることが大切だと感じた
  • オンラインでの講義だったが、けっこうテンポよく、楽しく受講できた
  • 一つ一つがナマモノで答えのない M&A について、経験豊富なコンサルタントの皆さんが、それぞれの意見を共有してくださる貴重な機会で大変勉強になりました