M&A実践実務講座特別プログラム

『SHIFT流』
再現性のあるM&A/PMIの型化
~日本一のM&A実績を上げる仕組みづくり~ 【M&A実践実務講座 特別プログラム】

日時

2024219日(月)
15:00~17:00
(講義90分+Q&A30分)

2024220日(火)
15:00~17:00
(講義90分+Q&A30分)

受講料(お一人様) 55,000円(税込)(2日連続講義)
定員 30名
開催形式

オンラインセミナー(Zoom)

主な対象

事業会社のM&A/PMIの戦略から実行までを体系的に理解し、仕組みとして実践したい方。大企業からスタートアップまで企業規模を問いません。例えば・・・

  • 経営企画部、企業戦略部、事業開発部などコーポレートの企画/M&A担当部署に所属の方
  • 事業部門の事業企画部、営業企画部など事業部直轄の部署に所属の方
  • 事業会社の財務経理、法務、人事等の専門部署に所属の方
  • M&A助言・仲介、金融機関、コンサルティング等に所属のM&A専門家
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申込規定 申込規定ダウンロード

講義内容及び講師紹介

講義内容
Day1
  • SHIFTの紹介

  • SHIFT流のM&A

    • ソーシング力
      • 年180件のIMを検討
      • アドバイザー215社とコンタクト
      • 専門部隊の設置
    • エグゼキューション力
      • 28件のトップ面談
      • 明確なスコープと10個のKPI
      • 蓄積されたDDのナレッジ
    • 体制
      • M&A体制の強化
      • 事業部との連携
      • SHIFTグロース・キャピタル
  • ケーススタディ

    • データに基づくM&A戦略の描き方
  • 質疑応答

Day2
  • SHIFT流のPMI

    • グループ会社運営
      • 100日プランの標準化
      • カテゴリーに分けてグループ管理
      • グループ会社間の連携
    • 採用・営業・戦略支援
      • 人事348名の体制の下で支援
      • SHIFT商流の提供・協業
      • 過去8件のM&Aをサポート
    • ガバナンス支援
      • CXO人材182名のデータベース
      • 社外取締役の派遣
      • 経営状態の可視化
  • ケーススタディ

    • PMIでの発見事項への対応策
  • 質疑応答

受講にあたり必要とする事前準備

以下の記事を事前に読んでおくことを講義の前提とします。

お申込み後に、受講者の皆様には無料閲覧のキャンペーンコードとPDF記事を配布します。

『急成長企業グループ「SHIFT」のM&A成長戦略を公開~M&A/PMIのプロセスを“型化”し、圧倒的なクロージング実績とグループ会社の成長を両立させる戦略とは』
講師
小島 秀毅 氏
小島 秀毅 氏
株式会社SHIFT グループ経営推進部 部長
株式会社SHIFTグロース・キャピタル 取締役
講師略歴

2003年東京外国語大学外国語学部卒業。2009年一橋大学大学院商学研究科経営学修士課程(MBA)修了。2019年ハーバード・ビジネス・スクールPLD修了(PLDA)。

大和証券、GCA(現・フーリハン・ローキー)を経て、2011年に三菱商事にてライフサイエンス本部(現・食品化学本部)立ち上げと合わせて同社に入社。食品化学事業において国内外のM&A/PMIを推進し、グループのコア事業に育てる。また、米国企業買収に伴い現地本社でもCEO補佐として北米のM&A/PMI戦略の立案と実行に携わる。2020年からSHIFTにてM&A/PMIを一貫して行える体制を組成し責任者を務める。2022年3月にSHIFTグロース・キャピタルを設立、取締役として参画しM&Aをリード。

米国公認会計士。日本CFO協会グローバルCFO。
<著書>『クロスボーダーM&Aの契約実務』(共著、中央経済社/2021年3月出版)

講師より
受講者の皆様へ

SHIFTはこれまで累計で30件以上のM&Aを行い、時価総額も上場時から約185倍の6,300億円程(2023年12月末)の規模まで拡大してきています。その成長戦略の中でM&Aは重要な柱の1つで、私はこれまで「再現性のあるM&A」の推進を目指して組織づくりから取り組んできました。その結果、毎年コンスタントに200件のM&Aを検討する体制ができ、2023年はようやく日本一のM&A件数(上場企業約4,000社の中で最多の10件)をリリースすることができるようになりました。

本講義では実務担当者が特に課題意識を持っている「主体的なソーシング戦略」、「効率的なエグゼキューション」、「組織・チームのマネジメント」、「グループ会社に対するサポート」、「グループ会社のガバナンスや運営体制」といった項目を中心に解説を行います。

また、今年はケーススタディをアジェンダに加えました。Day1では「データに基づくM&A戦略の描き方」を、Day2では「PMIでの発見事項への対応策」について、教科書的な一般論ではなく具体的な事例を使いながら、イメージや知識をより実務に落とし込むことを目指します。

本講義を通じて、皆さんのM&A/PMI戦略の解像度が高まれば幸いです。

前回の受講者の声
  • 事業会社の実務担当目線という点でとても参考になった。トップが論点をよく理解し、判断基準を明確にもつことである程度、迅速な意思決定が出来ることも、改めて認識できた
  • SHIFT社の取組が網羅的にわかったこと、及びアドバイザーへのスクリプトの共有など、目からうろこの話もあり、非常に参考になった
  • 工程ごとのポジション別役割についてのスライドが、実際の業務をイメージするうえで非常に役に立った。また、ソーシングの際に、M&A業者の営業活動のためにトークスクリプトを用意する取り組みが面白い。 前工程チェックリストの項目も興味深い
  • 組織体制、ソーシング、エグゼキューション、PMIなどすべてのフェーズで参考になった。 頂いたTipsを自組織にたくさん取り込みたい
  • 実務に役立つ内容が多く、大変有益でした。SHIFT社で使用されているチェックリストや3枚のスライド等は、他社でも導入しM&Aを効率化しかつ経験値の蓄積を加速できると感じた
  • 講義を通じて、再現性のあるM&A/PMIの取り組みを聞けたので、自身の業務に活かしたい。愚直なブラッシュアップが、コンスタントにM&A実施及びグループ会社の成長に繋がっていると感じた
  • 何事においても数値化や標準化による可視化で、同じ価値観で評価できる仕組みの重要性を改めて認識した
M&Aフォーラム
人材育成塾企画担当より

本年も小島様に講師をご快諾いただき、特別プログラムを開催します。講師の小島様は、M&A実務において大変豊富なご経験・実績をお持ちであり、「再現性のあるM&A」を推進されておられます。前回の講義では、M&A実務の経験や学びの一つ一つが、社内の意思決定と合わさってフレームワーク化されていることにとても驚きました。

Q&Aセッションの充実

M&A実践実務講座は、Q&Aセッションを重視しています。昨年の講義では、3時間の講義時間の中で、受講者の皆さんから40問の質問があり、小島様より全ての質問について大変明快なご回答をいただきました。同じ立場の受講者からの質問は、M&A実務で学ぶべき重要なポイントを示しており、多くの受講者にとって良い学びとなります。

今回はQ&Aセッションに加えケーススタディも予定されており、より実務に直結する内容となっています。事業会社のM&A担当の方からM&A専門家まで、ぜひ幅広くご参加ください。