M&A実践実務講座特別プログラム

『SHIFT流』
事業部を巻き込みM&A戦略を加速させる型
【M&A実践実務講座 特別プログラム】

日時

2025314日(金)
14:00~17:15

①14:00-15:30(講義90分)
 -途中休憩15分- 
②15:45-17:15(講義90分)

受講料(お一人様) 55,000円(税込)
定員 30名
開催形式

オンラインセミナー(Zoom)

主な対象

事業会社のM&A/PMIの戦略から実行までを体系的に理解し、仕組みとして実践したい方。大企業からスタートアップまで企業規模を問いません。例えば・・・

  • 経営企画部、企業戦略部、事業開発部などコーポレートの企画/M&A担当部署に所属の方
  • 事業部門の事業企画部、営業企画部など事業部直轄の部署に所属の方
  • 事業会社の財務経理、法務、人事等の専門部署に所属の方
  • M&A助言・仲介、金融機関、コンサルティング等に所属のM&A専門家
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講義内容及び講師紹介

講義内容
  • SHIFTの紹介

  • SHIFT流のM&A

    • ソーシング力
    • エグゼキューション力
    • 体制
  • SHIFT流のPMI

    • グループ会社の運営
    • 採用・営業・戦略の支援
    • ガバナンスの支援
  • グループジョイン後の社長の声

  • 事業部を巻き込む際のポイント

    • 事業部ニーズの起点を作る
    • エグゼキューションの伴走
    • PMIの伴走
  • 海外戦略:SHIFT USA設立

  • 質疑応答

講師
小島 秀毅 氏
小島 秀毅 氏
株式会社SHIFT グループ経営推進部 部長
株式会社SHIFTグロース・キャピタル 代表取締役
SHIFT USA Inc. 取締役CEO
講師略歴

2003年東京外国語大学外国語学部卒業。2009年一橋大学大学院商学研究科経営学修士課程(MBA)修了。2019年ハーバード・ビジネス・スクールPLD修了(PLDA)。

大和証券、GCA(現・フーリハン・ローキー)を経て、2011年に三菱商事にてライフサイエンス本部立ち上げと合わせて同社に入社。国内外のM&A/PMIを推進し、グループのコア事業に育てる。また、米国企業買収に伴い現地本社でもCEO補佐として北米のM&A/PMI戦略の立案と実行に携わる。2020年からSHIFTにてM&A/PMIを一貫して行える体制を組成し責任者を務める。2022年3月にSHIFTグロース・キャピタルを立ち上げ取締役として参画、2024年11月に代表取締役に就任しM&Aをリード。2025年1月にSHIFT USAを立ち上げ取締役CEOに就任、海外戦略も統括する。近年はスタートアップの顧問やエンジェル投資家として日本のスタートアップエコシステムの構築にも取り組む。

米国公認会計士。
<著書>『クロスボーダーM&Aの契約実務』(共著、中央経済社)

講師より
受講者の皆様へ

SHIFTはこれまで累計で37件のM&Aを実施(2025年1月末時点)し、グループ会社を大きく成長させ、中期成長戦略で掲げてきた売上高1,000億円をめざす「SHIFT1000」を2024年8月期の通期決算で達成することができました。現在はM&A/PMI戦略をさらに高度化させ、「SHIFT3000」をめざすための体制や仕組み作りの強化を図っています。

今年の講義のテーマは、「『SHIFT流』事業部を巻き込みM&A戦略を加速させる型」です。過去にSHIFT流のM&A/PMIの型化についての講義を行うなかで、特に皆さんからの質問が多かった“事業部を巻き込む際のポイント”を中心に、実務担当者の視点に立って深堀しながらインタラクティブに講義を行う予定です。また、先日プレスリリースを出した米国企業2社との業務提携とSHIFT USA設立を皮切りに、海外における事業展開を開始しました。これまで国内で培ってきたM&A/PMIや事業開発のノウハウをどのようにグローバル展開に繋げていくのか、この辺りについてもお話できればと思っています。

本講義を通じて、皆さんの目の前にあるM&A/PMI戦略の課題が1つでも多く解決できれば幸いです。

前回の受講者の声(要約・抜粋を含む)
  • 実務で実際に使っているチェックリストなどの資料やQAでの回答内容など、実際に実務で役に立ちそうな情報が得られた
  • EPSのAccretion、のれん負けしないなどの定量基準や、アーンアウトや経営陣へのインセンティブなどの教科書一辺倒でないリアルな現場の声を聞くことができ、大変参考になりました
  • のれん、EPS、営業利益の考え方、シナジー効果の計算の考え方、KPIsや型化のサンプル、など非常に参考になった
  • グループに参画した会社の業績を伸ばすことを主眼にしたPMIをどのように行っているのか、具体的な事例を共有いただき大変参考になった
  • あまりお聞きすることのできない現場レベルでのお話が大変有益でした。特に、M&A、PMIのポリシーについてが印象的でした
  • 各施策のPDCAの回し方等も含めて、実務上の細かい点まで共有いただき、大変参考になりました。自社でもすぐ活用できそうな内容ばかりで(やりきるのは大変ですが)非常に有益なセッションでした
  • 仕組みの裏にある意図、成功率を高めるためのPDCAサイクルとデータ取り扱い、さらにはifシナリオの検討まで、自社の方針や行動を検討するうえで、とても参考になった
M&Aフォーラム
人材育成塾企画担当より

本年も小島様に講師をご快諾いただき、3年連続で特別プログラムを開催することになりました。講師の小島様は、M&A実務において大変豊富なご経験・実績をお持ちであり、「再現性のあるM&A」を推進されておられます。

事業会社の受講者の皆さんにとって、この「再現性」を確立することが最も難しいテーマの一つとなっています。それは、多くの事業会社にとって、M&Aプロジェクトが「特別なイベント」として認識され、数年に一回あるかないかのイベントになっているからです。

しかしここ2~3年でこの考え方は大きく変化しています。M&Aは他の業務と同様に、毎日検討し経験・ノウハウを蓄積していく平時の業務になりつつあります。M&Aの専門部署や専門チームを組成し、自社の経営戦略と経営資源をベースとした独自性と再現性をもったM&Aのスタイルを確立していこうという動きが活発になっています。

株式会社SHIFTそして小島様は、これらの動きよりずっと以前から独自のM&Aの型を追求し、そしてブラッシュアップしてこられました。そこでは、M&A実務の経験や学びの一つ一つが、社内の意思決定と合わさってフレームワーク化されています。ぜひ多くの受講者の皆さんにこの重要なエッセンスを持ち帰っていただきたいと考えております。

Q&Aセッションの充実

M&A実践実務講座は、Q&Aセッションを重視しています。毎回受講者の皆さんから多数の質問があり、小島様より大変明快なご回答をいただいています。同じ立場の受講者からの質問は、M&A実務で学ぶべき重要なポイントを示しており、良い学びとなります。ぜひ皆さんのご参加をお待ちしております。